ごあいさつ

おはようございます。けんぴです。
本日は、こどもの日。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
私は飲食業のため、まさに繁忙期。忙しく過ごしております。
今日も帰宅して、ご飯を食べて、これを書き始めるころには、すでに日が変わろうとしております。
皆さんが休んでいるときに働くのが我々。
お店に来ていただいた方々に楽しい時間を過ごしていただきたい。と思いながら毎日仕事をしております。
私は18歳で高校を卒業して以来、40歳になるまで22年間ずっと飲食業に従事しています。
飲食業というとキツイ、労働時間が長い、給料が安い、休みが少ないなどあまり良いイメージを持たない方も多いかと思いますが、私はこれからもずっと飲食の仕事を続けていきたい!と自信をもって言うことができます。
やっぱり、いくら稼げる仕事でも好きでも何でもないことを仕事にするのはつらいじゃないですか。
自分が調理したものを食べたお客様が「おいしかったです。また来ます」と笑顔を見せてくれたときは、この仕事をしていてよかったな。とつくづく感じます。
そんな私も、昔からこんな風に考えていたわけではありません。
そもそも飲食の仕事を始めることになったきっかけからして「なんとなく」でした。
初めての仕事 18歳
学生の頃は、将来何の役に立つかもわからない学校の勉強が嫌いでたまりませんでした。
早く勉強をしなくて済むようになりたい。という理由から工業高校に進学しました。
しかし、何かやりたいことがあるわけでもなく将来の夢や目標をなにも持ち合わせていなかった私は、いざ就職を決めるとなったときに何をしてよいかわからなかったのです。
せっかく工業高校に通ったのだから機械やIT系の仕事がよいのかな。とぼんやり考えていた時に、学校に来ていた求人票の中から偶然見つけたのが蕎麦屋の求人でした。
なぜ数ある求人の中から蕎麦屋を選んだのか、今では理由も思い出せませんが、面接に行ったときに食べさせてもらった蕎麦がおいしかったのだけは覚えています。
そんなこんなで面接に受かり、その蕎麦屋で働くことになったのです。
これがわたしが飲食の世界に入ったきっかけです。
この頃はまだ、自分が何をしたいのか、どうなっていきたいのか、なにもわからずにぼんやりとしていました。
あまり仕事を楽しいと思ったことはありませんでした。
転職 24歳
蕎麦屋で5年ほど働いたあと、レストランで働きました。チェーンのファミレスではなく個人オーナーの高級イタリアンレストランでした。
転職のきっかけは東京の和食屋で以前に働いていたという蕎麦屋の先輩と話すうちに、違うところで働いてみたいと思うようになったからでした。
明確なヴィジョンがあったわけではなくぼんやりとした思いでした。
そこのオーナーというのが、思い立ったらすぐ行動!というようなかなりパワフルな方でした。
自分で建てた(自分で建築したという意味でなく賃貸ではないという意味です笑)店の2階がレストランで1階がレストランで使うためのパンを焼くためのパン屋。
さらに、少し離れたところにうどん屋、私が入ってからも、急にラーメン屋をやる!と言って実際にラーメン屋をオープン!(1年で閉店しました( ゚Д゚))、レストランで製薬会社の方がお医者さんにもっていく高級仕出し弁当なんかも作っていました。
過去にはカレー屋もやって潰しているそうです。
さらには、うどんは手打ち、ラーメンは自家製麵、レストランやパン屋で使う生ハムは沖縄からアグー豚の足を丸ごと取り寄せ、自分で一から仕込むといったこだわりよう。
そんなオーナーの下で私は、うどんを作り、てんぷらを揚げ、ラーメンを作り、パンを作り、生ハムの仕込みを手伝い、レストランの料理の仕込みをし、弁当の配達に行き、などオーナーの傍らで様々なことに携わらせていただきました。
今まで食べたこともない高級肉やフォアグラなどの高級食材の切れ端を食べさせてもらったこともあります。
ほんとうに貴重な経験だったと思います。
そのレストランでも5年くらい働きました。
そして、いつしかパン屋の手伝いをしているうちにパン作りの楽しさに目覚め、自分でパン屋を開業したい!と思うようになったのです。
この頃から少しずつ仕事の中に楽しさを感じ始めました。
そんなパワフルなオーナーの下で働いているうちに私も「思い立ったらすぐ行動!」がうつってしまったようで思い始めたら止まらなくなり、すぐに修行するための店探しに関東へ旅立ちました。
事前に雑誌で候補の店をいくつかピックアップして、実際にお店とパンを見てから修行する店を決めようと思っていたのです。
と、、、気が付いたらすでに日が変わってこどもの日が終わっていました。
明日(すでに今日)ももちろん仕事があるので、本日はこの辺にしておきます。
続きはまた次回。
本日もおつきあいいただきありがとうございました。
また次回もお付き合いいただけたら幸いです。
幸せを探す旅人 けんぴでした。
失礼いたします。
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